「Steins;Gate」が好き過ぎて、ガレージキット化をしちゃってます。 シュタゲ ガレキ化計画進行中

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

スカルピー という素材について 俺の知っていることを教えてやる その3

 前回の2つで大きな利点、欠点とその対策は書いたので、最終回は基礎的なのを含めて、スカルピーを使う上での特性?的な話をさらっと書いておきますね。


 写真無しで書くことを決めてたので、引き続き解りにくい部分が多々あると思いますが、ご容赦ください。 写真付きで書くと本一冊書けそうな気がするので・・・ マジに本にして同人誌出したら売れ・・・ないな

 うちのブログ読む人はみんなおとなしいので(W 無いとは思いますが、もし質問があったら、それについてはその4を書いてお答えする所存ですので、コメントに書いてくださいな


ではではラストスパート!

スカルピーの表面処理
 スカルピーは多分、他の素材に比べて表面処理が行いやすい素材なんじゃないかと思っています。 柔らかいってのも大きいですが、先にも書いたように焼成前はエナメルシンナーで溶けます。 スパチュラで撫でた跡 とかは エナメルシンナーを含ませた筆で表面を軽くなでてやるとかなり跡が消えます 便利ですね。

自分は先にも書いたように、何度も焼成するので、焼成後の表面処理の方が多い訳ですが、 スカルピーって、アセトンで溶けるので、焼成後の表面処理として使えます。

アセトンってのはFRPとかに使う薬品でなんですが、まぁシンナーみたいなもんです で、このアセトンって焼成後のスカルピーを溶かすことが出来るんですよね。  アセトンを綿棒に含ませて焼成後のスカルピーの原型を撫でてやればヘラ跡も傷も消えてくれます。 紙やすりやスポンジやすりが入りにくい所とかに便利ですよ
結構溶けるので、細かなディティールがある場合は少し注意がいると思います

とりあえず、薬品で表面を均せるってのはメリットの一つと思っていいと思います。


スカルピーと瞬間接着剤
 原型製作中に細かな部分が破損したりすることは良くありますが、その修復の容易さも意外と重要な部分と思います。 スカルピーは幸い瞬間接着剤と相性がいいので、瞬着でOKでしょう。
指が折れた時とか、再度折れる時は、接着した所でない部分が折れるくらいにきっちり接着が出来ると思います。

注意点とすれば、ちょっと強引に接着する必要があったりする場合、大量に瞬着を使うと、そのバーツを焼いた時に、瞬着が膨れ上がる症状が出る時もあります(たぶん空気を内包したのでは?) 

大きめのパーツを接着する場合は、瞬着で仮止めして、柔らかいスカルピーで補てんするのが基本かと思います。


スカルピーとサフェーサー
 これについては自分でも明確な解決方法が見つかっていないので、注意点としての問題提起?です。
焼成したスカルピーにサフェーサーを吹き付けるのは全く問題はありません。 問題はそのサフ吹きの終わったパーツを再修正する場合です。

サフ面にスカルピーの接着については問題ないのですが、それを焼成する場合、サフ層も熱にさらされることになります。 この時、温度や状態によっては、表面に気泡が浮かぶことがあります。
単純な面構成の場合は問題ないのですが、ディティールが多い場合は、かなり面倒なことになります。

理想的にはサフ吹いたあとの修正は最低限に、場合よってはスカルピー以外の素材が良いかもしれません。 保険的には薄め液で、サフを取り除いてから焼成した方が良いかもしれません。

発生は100%でなく、吹き方、サフの銘柄等で条件が変わると思いますが、注意点として覚えておいてよいかと


スカルピーと温度管理

 スカルピーは熱を加えれば固まりますが、その温度、時間によって焼成後の性質に変化がでます。 個人の好みもありますが、良く焼いたものほどしっかりと固まるような印象で良いと思います。 グレースカルピーなどは、焦げる寸前まで焼くと粘りが加わって折れにくくなると思います。

ただ、この温度管理が曲者で、 温度計付トースター を使っても、結局のところは、約パーツの 大きさ、形(表面積?) によって適度な時間が変わります。

どの程度焼くかは最終的には経験則になると思います。 最初は 焦げずに固まったらOKぐらいで良いと思います。


久我は、結構その辺の管理が面倒なので、「削ったりするのに、ボロッと崩れないレベルに固まればOK」的に焼いているので、比較的、低温、短時間です。 (何度も焼くので・・・)


スカルピーの硬さ管理
人それぞれ、好みの硬さが違いますし、作業内容によって必要な硬さがあると思うので、硬さを変える方法を一応書いておきます。

硬くしたい    スカルピーを新聞紙等でくるんで一晩おいてください
柔らかくしたい スカルピー軟化剤を使用してください (エナメルシンナーでも代用可能)
          
いうまでも無いことかもしれないですが、硬くしすぎたり、柔らかくしすぎたら、双方のスカルピーを混ぜて調整は可能です

久我は リキッド、軟化剤、エナメルシンナーを適当に混ぜた 非常い緩いスカルピー (通称、溶きスカ) を空き瓶に少し作っておいて、適宜使用しています



スカルピーを試す
僕は最初からスカルピーの人だったんで、以下は推測なんですが、今までにファンド、エポパテ、ポリパテで原型製作をやっていてスカルピーを試すならば以下の方法で試されると、とっかかり易いかと思います。

1 パーツにより使い分け
  顔だけスカルピー 等、1パーツだけ試すのは 異種素材を試すのにはもってこいですよね

2 表層のみスカルピーで試してみる
  熱処理が入るのでファンドの人にはできないかもしれませんが、エポパテ、ポリパテ ならば 素体の部分まで今まで通りに制作して、表層をスカルピーを擦り付けて造形することは可能と思います。(先のレジン芯と変らない方法だと思います)
また、1を併用して、右足を今まで通り、左足を表層スカルピー というのも良いかも?

 ちなみに 表層盛りの場合、 スカルピー層の厚さで使い勝手が変わります。 少し厚めのスカルピー層で試せはスカルピーの持ち味が解りやすいかと思います。
(グレースカルピーをお勧めします)



とまぁ、こんな所ですかね。 思いついたスカルピーの特性は書き切ったと思うけどどうかな? スカルピーに興味ある人の参考になったなら幸いです。 スカルピー使いの人で、「ここは違うんじゃない?」的なご意見、お待ちしています。 解決策とか、他の「技」 あったら教えてくださいください
あ、解りにくいんで、もっと説明しろ とか、なんか質問あったらお気軽にどうぞ~



スカルピー という素材について 俺の知っていることを教えてやる その1
スカルピー という素材について 俺の知っていることを教えてやる その2
スカルピー という素材について 俺の知っていることを教えてやる その3

テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

2012-05-12 : スカルピーという素材 : コメント : 4 : トラックバック : 0
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

No title
良い勉強になった。けど、オーブンないから無理だわ
2015-09-17 14:52 : URL : 編集
教えて頂けたら幸いです。
こんばんわ、この度初めてどうしても作ってみたいフィギュアがありまして、フィギュア製作初級編本を購入したのですが、
スカルピーでの製作本だったのですが…
初心者ならではの疑問が…その本には、
スカルピーで原型を作り、複製して製作完了となっていたのですが、本当に自分用に
一体作りたいだけなので、複製とかは全く考えておらず(ノ_<)
スカルピーで原型を作った場合に、複製とかせずに原型をそのまま、塗装してしまうのは大丈夫なのでしょうか?出来たら原型をそのまま塗装したいのですが…
それとも、スカルピー原型をそのまま塗装で仕上げた場合は、素材的に脆い様なので、あまりオススメ出来ないのでしょうか?
質問ばかり本当に申し訳ありません(ノ_<)
スカルピーにお詳しそうなので、以上の2点を教えて頂けたら幸いですm(_ _)m
宜しくお願い致しますm(_ _)m
2015-09-26 02:07 : 陽 URL : 編集
No title
こんばんは、コメントありがとうございます。


スカルピー(樹脂粘土全般)はもともとはそうおいう「ワンオフ」での製作を念頭に置かれた素材だと思います。 ですので、「直接塗装」する分には問題ありません。

ただ当たり前ですが、「不透明」な素材ですので、透明度を要求する仕上げだけは物理的に不可能ですね。


で、その際の「強度」についての問題ですが、「脆い」ことには違いがないので、完成後の取り扱いをある程度気にする必要はでると思います。  完成後にできるだけ触らないといった点だけでなく、製作中も「芯」になるものを内部に埋め込んでやったり、強度的に不安な部分は焼成後も強度のあるスカルピープリモ(曲がるので壊れにくい)と使うといった方法もあると思います。


その点を注意さえすれば、きっちりと焼成させておけば、経年劣化で完成後に割れる といった事は基本的にすくないと思いますよ。
十分にワンオフでの作品の素材として問題はないと思います。
(ただ、先の理由で作る形状の向き不向きはあると思いますが)


ぜひ、がんばってトライしてみてください


2015-09-26 02:38 : 久我 URL : 編集
本当に有難う御座いましたm(_ _)m
こんなにお早いご返答と、もの凄くわかりやすく初心者向けにご説明下さり、本当に感謝の気持ちしか御座いません(ノ_<)
本当に有難う御座いましたm(_ _)m
不安と謎に思っていた事が、全て教えて頂きわかりましたm(_ _)m
こちらのBlogで、スカルピーについて1〜3まで詳しくご説明頂けてたのを拝見させて
頂いておりましたので、今回の誤解頂いた件とBlogの方を、合わせて勉強させて頂いて頑張って下手なりに製作してみようと思っております(o^^o)本当にお忙しい中、早急なご返答有難う御座いましたm(_ _)m
2015-09-26 07:47 : 陽 URL : 編集
Pagetop
« next  ホーム  prev »

プロフィール

久我 浩樹

Author:久我 浩樹
「Steins;Gate」愛 をこじらせて、原型製作>ディーラーデビューと調子に乗ってしまった可哀想な人

シュタゲ・アニメ版が終わるまでは更新するのが目標です。(目標達成!)
シュタゲ・劇場版が公開するまでは更新したいぞ!

検索フォーム

カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
サブカル
355位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ガレージキット
6位
アクセスランキングを見る>>

ブログランキング

にほんブログ村 その他趣味ブログ 模型へ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター

現在の閲覧者数:

次回参加予定

カウントダウンタイマー

twitter

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。