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「Steins;Gate」が好き過ぎて、ガレージキット化をしちゃってます。 シュタゲ ガレキ化計画進行中

【ネタバレ】 劇場版STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴの感想 【注意】

 さて、見てきましたよ 劇場版シュタインズゲート。

「18スクリーンでの小規模公開ながら、土日2日間の成績で動員5万7634人、興収8682万2800円」 と大好評ですね。
根強いシュタゲファンが待ちわびていて、いち早く見たくて一気に押し寄せた! って感じゃないかと推測してます。 後半に向けては通常の映画より早く落ちる傾向とは思いますが、この初動は凄いですね。


僕もネタバレを恐れながら結局月曜日に休み取ってPON-52氏と難波に行ったんですが、パンフ以外のグッズはすべて完売との状態でした。 いやーシュタゲ オソロシア

ここまでくると興業、コンテンツとして、劇場版シュタゲは「大成功」の感じですね。コレは
おめでとうございます。



で、見終わってどうだったんだよ? って話ですが・・・ 正直、評価は二分すると思いますね。 まず。「劇場版」に何を求めてるかで辛口にも甘口にも採点できそうな気がしました。

またお気に入りのキャラによっても評価は別れそうですしね。 僕はキャラ派ではないので、良く解りませんが
紅莉栖ファン以外にはお勧めできない印象ですしね



僕が見終わって付けた点数は 65/100でした。

「シュタゲファン向けの追加エピローグ」としては十分なデキと思いますが、一本の映画としては物語の起伏もなく単調だったと感じました。 また個人的には紅莉栖の行動理念に同意しにくく感じ、期待していた物とは言い難かったです。


で、その理由については「ネタバレアリ」で書きますので、もう見たよ、問題ないよって人だけ「続き」を押してくださいね



ココからネタバレアリ覚悟なき者は立ち去れ!!
また 長文注意だ!



 まず、どういった形であれ、あのエンディングの「先」を描くとなった時点で関係者の方々は苦労したと思います。 本当にお疲れ様です。
基本プロットとして 「紅莉栖がオカリンの行動を追体験し、2人の絆が深まる」 というコンセプトは良かったと思います。 それ以外無いだろうってくらいに。



まず、R世界線ってのが解りにくかったんですが、個人的には「どこの世界線でもない世界線」 みたいに思っていますが、これで良いのかな? 

リーディングシュタイナーの力で複数の世界線の記憶がある故に、現在の世界線上での自己認知が不確かになり存在できなくなる って解釈と受け取りましたが だからSG世界線だけでなくどこの世界線でも不安定と思ってます。これで良いのかな? まぁSG世界線からオカリンが消えればまぁ良いわけですがね。
あってるなら「R」よりは「X」とかが良かった気がするんだけど・・・

この「R世界線」の設定はなかなか上手いなと思っています。 タイムマシン類が無い状態では基本的に世界線移動が不可能ですが、RS能力を持つが故に世界線に固定されずにR世界線に移動してしまいオカリンが消えるってのは既存の設定を準えた上でうまく考えられたと感心しています。


で、その消えたオカリンを、今度は紅莉栖が助ける訳ですよね。 当然RS能力を持たない彼女ですから
デジャブや鈴羽から聞かされた3つのキーワード(ここ、ニワトリと卵のパラドックスになってますよね?)を頼りにタイムリープマシンを「再度」作り、タイムリープを行い、オカリンが消える前の時間に戻ります


この行為が最大にが気になった点なんですが・・・ 本編ではタイムリープ、トラベルを拒否した紅莉栖ですが、あっさりとリープします。
まぁ「愛するオカリンの為なら主義を曲げる」 ってのは本編でやりまくってるので、それは構わないんですが

リープ先のオカリンに「リープはするな、そんなことでの望む世界は手に入らない」と説得されて彼女はオカリンの言葉をすんなり受け止めて「オカリンの救出を諦めますが、これが理解できない

いくらオカリンの言葉でも、彼自身を失う結果が解ってるなら紅莉栖はポリシーをかなぐり捨ててでも抗うと思うんです。 オカリンと同じように。 そしてそれができない事を「身をもって体験」すべきだったと思っています。

そもそも、「理想の世界は手に入らない」とか言いつつ「俺の望んだSG世界」とか言ってる訳ですし、オカリンのセリフ自体が矛盾しています。 また、「俺を忘れてくれとか言いつつ、紅莉栖にキスする」とかも矛盾ですよね。彼女につらい体験をさせたくないオカリンのセリフとは思いますが、それでも「オカリンを失うのを認められない」と紅莉栖は抗ったと・・・ 僕の中の紅莉栖はそうだったんだよなぁ・・・

 この後でも、いろいろ書きますけど、ここで「抗った上、ある種 執念紅莉栖となってタイムマシンを作る」なら個人的には良かったのになぁ と考えています。


これを言うと「前の話の繰り返しまんまジャン」 と言われましたが、そもそも「追体験の話」なんだから一緒でいいと思います


でもまぁ、リープは冷静じゃなかったので思わずやっちゃって、オカリンにも言われたし、タイムトラベル止めよう。 自分の理念と信念もあったしね。 オカリンの忠告を受け入れて生きていくよ。 って判断したんだな って解釈してその先を見てると・・・



「タイムマシン作っちゃった♪ テヘペロ」


ちょっと待てよ! どーゆーことだよ それは!?!?
作ったらダメだろうが!  それオカリン諦めた意味ねージャン。

え? いまだに自分は使わない とかほざいてるの? で、鈴羽が来た?
いやいやいやいやいや 「ないわーーー


 PON-52氏の意見では「国家機関等の研究に協力したんでは?」と言われたんですが、先の行動から考えると「作らないより作らせない」ぐらいの覚悟があっても良いと思うんですけどね。 「愛するオカリンがたどり着いたSG世界線をオカリンを犠牲にした守った」のに、タイムマシン作るってのは 「科学大好きで実証しちゃった」 では済まされないレベルの矛盾だと思います。


その未来の紅莉栖はどっちつかずな上、オカリンの存在を彼女しか知らない以上、鈴羽にぐちぐちとオカリンの話をしてた訳ですからね。 聞かされてた鈴羽は「あまりにウザくてタイムマシンに乗ってきた」んじゃないかと・・・ (近い事言ってますけど)


僕に言わせれば、頓珍漢なこの行動が話をぼやけさせた最大のポイントと思っています。





まぁ批判覚悟で(ナイナイ、こんなブログで)「俺ならこうしたね!!」 ってのを書くと


リープ後のオカリンの説得を拒否し、リープを繰り返し抗う。 彼女の行動を心配してラボメンも声を掛けるが、聴く耳を持たずに抗おうとする紅莉栖だが、どうにもできない現実に打ちひしがれる。

「くりすちゃん、辛い事あったら話してね一人で辛くならなくていいんだよ。ラボメンなんだから」

まゆりの声に信じてもらえないと思いつつも、一連の事象をラボメンに打ち明ける
全員に残るデジャヴュの断片から、全員がオカリンの存在を意識し始め、鈴羽も交えて原因と対策を「円卓会議」で話し合って、過去のオカリンにこのSG世界線に「強烈な印象を与える」作戦を立案、複数回実行 

最終的に「キスする案」を実行


としたら、紅莉栖とラボメンの絆がもっと深まるし、ラボメン活躍する場面(意見を言うだけだけどさ)増えるし
何より オカリンが紅莉栖を主体としてラボメンに助けてもらったように、 紅莉栖がラボメンに助けてもらう
って構図が生まれるのはいいと思うんだけどなぁ・・・(オカリンもラボメンに頼れって言ってたしさ)

紅莉栖が鳳凰院凶真が生まれた日付も問題なく知り得るしさ。


(自分で書いててなんだけど、円卓会議入れると、一気にコメディタッチが増えそうな感じですな・・・)

僕に、漫画描く才能あったら書いてるねコレは! ショートストーリーでも書くか? 自分だけの為のオナニー漫画とか 最高!!


え? 皆さんは同調できませんか? あぁそうですか。 大丈夫、想定の範囲内ですから。 





まぁ 妄想はこれぐらいで・・・


で、先も書きましたが根本的に「物語の起伏がなく、単調で退屈」だったんですよね。 時間もないし仕方ないのも理解するのですが、例えば、公園での鈴羽と紅莉栖の喧嘩はもっと平手打ち応酬と、泣きながら心情の暴露するようなシーンなら盛り上がったんじゃないかなぁ とか思ったりします。


で、無理だろうと思いつつ、やはり期待してしまう シュタゲの最大のポイント「いい意味での裏切り」が見れなかった点ですよね。 「予定調和が崩れて、そのピンチを別のロジックで回避する」的なのね。

R世界線から戻る方法が「強烈な意識付け」なんで、いままでと違う為、その辺がやりにくかったのもわかるんですけどね。 せめて、タイムトラベル先の時間を1回目は間違える(2000年のオカリンの熱だした日とか)とかでもある程度マシだったかと思います。


で、2度目のトラベルで解決するわけですが、2回ともトラベル後の紅莉栖の行動ははっきりとした目的意識もなさそうで、その上、ビジュアルのまま受け入れると、偶然ショタリンが隣に座って、痴女行為 という
変態「天才少女」とは思えない行動ぶりも気になりましたね。 まぁ「変態」は良いとして・・・


思い出して書いてても、ぼやぁ っとしてる気がするんですよね・・・このお話。



あと、ラストシーンでタイムマシーンが映ってましたが、あれは自動で消えるんですかね? ショタリンのファーストキスを奪ったので、この世界線に印象付けられたオカリンはSG世界線から消えなくなるので、紅莉栖がタイムマシンを作る事はない 故に タイムマシンは消える 

と思ったんだけどね、消えるシーン無かったのが気になったんですよねぇ・・・
さすがにシュタゲSG世界線でなんかするって事は無いと思うけど・・・






一方で、物凄く単純に、「シュタインズゲートのアニメが見れた」という点では嬉しいです。 屋上のバーベキューのシーンは見てて笑顔になってしまいますね。

酔った紅莉栖に言い寄られるヘタレオカリンはやっぱり面白かったですよ。


他にもアニメではカットというかルート上描けなかった「サイクリング」の話や リープしてきた綯 が見れたのは良かったですよね!

鈴羽については新コスでの登場! (他のキャラも新コスでも良かったんではないかと思うけど)
萌郁さんの経理とかも地味でも好きだよ



総評として

 シュタゲ本編の素晴らしさがある故、どうしても厳しい目で見てしまってる部分もあるのかもしれないですが、シュタゲらしいロジックを諦めたとしてもストーリー自体の盛り上げが弱く、オカクリラブチュチュを作品と取らざるをえないのは残念ですね。


ですが、「これ以上なく完璧に終了しているお話の先を書く」という難題にスピンオフや総集編といった逃げを行わず、真正面からぶつかり、上手く設定を解釈し破たん無く「新たなるラストエピソード」を構築した点は本当に素晴らしく思っています。

この「紅莉栖がオカリンの行動を追体験し、2人の絆が深まる」 というコンセプトは非常に素晴らしいと思うだけに これが思いついて、アニメ版が作れたんだから「もっと楽しめる展開が何かあったはずだ」と思ってしまいました。

それ故に残念でした。


ただ、ぼろカスに書いてしまってますけど、今回の劇場版をTVシリーズと同じジャンルの作品と捕える事自体を止めて、ラブストーリーなんだと割り切るべきなんだろうなと、頭の片隅では理解してたりもします。 ロジックやキャラの行動理念なんて考えなくて、素直に奇跡のラブストーリー話として見るのが正しいんだと思います。








これで、少なくともシュタゲのメインストーリーのお話は終わったと思いますが、売り上げが絶好調な所をみると、またなんかしてくるんだろうなぁ と邪推いています。 (企業としてこの$箱を離せないような)
新作科学ADVが大成功すればシュタゲもこのまま終われるのかな??


 でも、シュタゲの新作ってのは 本当にほとんどが自爆ボタンになってそうな気がします。 比翼連理のダーリン的なのをやるのが無難と思いますが、それでも、多くのユーザーの第一印象は「またシュタゲでやるの? まぁ見るけどさ」 になると思うんですがね・・・ さぁどうなるんでしょうか?

冷静に見守りたいと思いますです。

テーマ : Steins;Gate
ジャンル : アニメ・コミック

2013-04-24 : シュタゲ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

久我 浩樹

Author:久我 浩樹
「Steins;Gate」愛 をこじらせて、原型製作>ディーラーデビューと調子に乗ってしまった可哀想な人

シュタゲ・アニメ版が終わるまでは更新するのが目標です。(目標達成!)
シュタゲ・劇場版が公開するまでは更新したいぞ!

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